国際卓越研究大学法案を廃案に!緊急院内集会 ~大学における多様な学びの機会の保障を求めて~ 国際卓越研究大学法案が 5月17日(火) にも参議院・文教科学委員会の1日だけの委員会審議で採決されようとしています。 この法案について、(1)大学間格差を拡大してきた「選択と集中」をさらに推し進めるものであること、(2)国際卓越研究大学としての認定にあたって政治介入の余地が大きいこと、(3)事業規模の年3%の成長を求める仕組みが授業料の上限撤廃の道を切り開くこと、(4)特許で「稼ぐ」ことを重視する姿勢が研究成果の公開性・公共性を損なうこと、などの懸念が指摘されています。 委員会審議を前に、あらためて法案の問題点を整理し、大学における多様な学びの機会を保障する社会の必要を訴えます。 日時:2022年5月16日(月)16時00分~17時30分 会場:参議院議員会館102会議室+Zoomによるハイブリッド方式 ※会議室は狭小であるために先着20名に限定し、超過した場合はzoom参加のご案内をします。zoom参加は先着300名です。万一超過した場合は、録画配信をご案内します。 申込:2022年5月16日(月)15時 ※会場参加は定員になり次第締め切ります。 こちら のフォームからお申し込みください。 申し込み時にGoogleへのログインを求める設定になっていたのを改めました。(5月14日) プログラム(予定) 国会議員のご挨拶・メッセージ 報告1「国際卓越研究大学法案の問題点」 米田俊彦さん(お茶の水女子大学教授、稼げる大学法案の廃案を求める大学横断ネットワーク呼びかけ人) 報告2「国際卓越大学は大学界の研究力を高めるか?」 武市正人さん(東京大学名誉教授、大学改革支援・学位授与機構名誉教授) 報告3 大学の教育・研究・医療の現場からの声 古川隆久さん(日本大学教授。ビデオメッセージで参加)ほか 学生のみなさん(交渉中) 主催団体:稼げる大学法案の廃案を求める大学横断ネットワーク E-mail: trans.university.network@gmail.com Blog: https://transuniversitynetwork.blogspot.com/ Change.org: https://www.change.org/kasegerudaigakuNO T
「最近の大学、なんだかおかしくない?」と感じる人たちが相互に知り合う中で誕生したネットワークです。2022年の国際卓越研究大学法案(「稼げる大学」)反対を契機として立ち上げ、その後も今日の大学政策にかかわる発信を続けています。これまで大学教員が中心ですが、大学生や市民との公共的な議論の場として輪を広げていきたいと考えています。
呼びかけ人(12月14日現在)は次の通りです。
石原俊(明治学院大学)、指宿昭一(弁護士)、遠藤泰弘(松山大学)、隠岐さや香(東京大学)、河かおる(滋賀県立大学)、駒込武(京都大学)、光本滋(北海道大学)、吉原ゆかり(筑波大学)、山田幸司(北海道大学)、米田俊彦(お茶の水女子大学)