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関連報道等リンク集

動画・音声については国立大学法人法「改正」関連動画リスト」もご覧下さい。


    「大学は国家の手先だから信用できない、ということになれば、真理を探そうとしても”何もない”」(お茶の水女子大・米田俊彦教授 Choose Life Project)

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    法案の問題点を解説したチラシをつくりました!拡散にご協力ください。

    法案の問題点をわかりやすく記したチラシができました!特に学生のみなさんとのかかわりに注目して法案の問題点をまとめてみました。 下記のフォルダから自由にダウンロードして印刷して使ってください(もしも連絡先の追加などデータの一部を改変したいという場合には、trans.university.network@gmail.comお問い合わせください。) https://drive.google.com/drive/folders/16OLdNMaB6w26TWq8-2dET8eg1EjJAnIf?usp=sharing (裏面のテキスト) 大学での多様な学びの保証を求めます! 大問題:大学の「自治」はすでに瀕死状態 ■大学は誰のもの?  国立大学が法人化されてから、そろそろ20年です。国から下りてくる大学運営金(運営費交付金)が減額され、10年近くかけて1割以上カットされました。これからもカットは続きます。学長を選ぶとき、学生の意見を反映する仕組みがないということが、そもそも大問題ですが、教職員の意見ですら、聞いたフリだけしてスルーされる。政財界の意向が一番になりつつある。国が勝手に決めた目標を達成できたかどうかで、国から下りてくるお金が増減するので、学長は文科省の意向を忖度する。株式市場やベンチャー企業に投資したり、企業から投資を受けて「稼げる大学」になれというプレッシャーが重くのしかかる。 ■「改正」で学びの環境は?  今回の改正案で、これまでは文科大臣の認可が必要であった大学の土地の貸し付けが、届け出だけで可能になります。大学は土地でも「稼げ」、という方針です。土地貸付で国立大学法人が利益をあげ、企業側も「有効利用」できれば、Win-Win? 学生のことはどこに?  企業に貸し付けた方が「稼ぎ」になるからと、学びの場としての大学に絶対なくてはならない、だけど短期的には利益を上げられない施設やサービスが、真っ先に犠牲にされるのでは? ■学びの環境があぶない  国立大学が、現時点の規定でできる範囲で「稼ぐ」方法が、クラウドファンディング。革新的な取り組みのためではなく、学びに不可欠なものが対象に!本来は大学が全力で守るべきものでは?  実際の例)   金沢大学が老朽トイレ改修にかかる1億円の一部   筑波大学附属図書館の図書購入・運営費用  安心に暮らせる寄宿舎、心と身体の

    11月14日(火)11時半より緊急院内集会「火を消し止めるなら今だ!」を開きます。ぜひご参加を!

    [ 配布資料 ]  💥 火を消し止めるなら今だ! 💥 ― 未来世代にツケを回すな!国立大学法人法「改正」案を廃案に 日時: 2023 年 11 月 14 日(火) 11 時半~ 13 時(開場は 11 時) 場所: 衆議院第2議員会館 ・多目的会議室( 141 名収容、立憲民主党白石洋一議員の紹介) 発言(予定): 立憲民主党柚木みちよし議員、立憲民主党白石洋一議員、立憲民主党蓮舫議員、日本共産党宮本岳志議員ほか野党議員の方々に発言いただくとともに、それぞれの大学の垣根を越えて、大学の研究・教育の現場にある者の声を伝える予定です。 主催 :大学フォーラム(大学の危機をのりこえ、明日を拓くフォーラム)、大学横断ネット(「稼げる大学」法の廃止を求める大学横断ネットワーク) 共催 :日本科学者会議、東京地区大学教職員組合協議会 協賛 :全国大学高専教職員組合 連絡先 :trans.university.network@gmail.com 申込:申し込みは締め切りました。 趣旨: 「 水はいきなり煮え湯にならない。火を消し止めるなら今だ 」。日本学術会議問題への政治介入にかかわる作家・ 村山由佳さんのつぶやき です。 すでに大学はぐつぐつと煮え立ち、教職員も学生もゆでガエルとなり始めています。国立大学の場合、 2004 年の法人化とともに中期目標・中期計画にもとづいて運営することになりましたが、近年では政府・文科省の定めた「数値目標」を中期計画に取り入れ、その達成度により予算が増減されるようになりました。「数値目標」の設定はたぶんに恣意的であり、学生へのマイナンバーカードの普及率まで含まれます(「 デジタル社会の実現に向けた重点計画 」閣議決定2023年6月9日)。予算獲得のために政府の意向を忖度せざるをえない学長・役員層と、教育・研究の現場にある者の亀裂が深まっています。 大学が活力を取り戻し研究力を高めるためには、学内におけるボトムアップな意思決定の仕組みを再構築することこそ必要です。それにもかかわらず、今回の「改正」案はその逆 、文科大臣の承認を要する運営方針会議委員に中期目標・中期計画の決定権まで与えるとしています。運営方針会議には学長の解任を発議する権限すら認められます。 2020 年には 文科大臣が北海道大学の名和豊春総長(当

    「稼げる大学」はどこへ行く? ― アカデミック・キャピタリズム再考(動画を公開しました!)

    日時 :2024年4月29日(月)13時30分~16時30分(開場は13:00) 会場 :東京大学  赤門総合研究棟  A200講義室 フリージャーナリストの犬飼淳さんのYouTubeチャンネルで動画を公開しました。 ぜひご視聴ください! 第Ⅰ部 緊急シンポジウム https://youtu.be/sZTz6f6Gxu8?feature=shared 第Ⅱ部 大学の現場からの問題提起 ・広島大学 https://youtu.be/07kiuP5m9bo?feature=shared ・千葉大学 https://youtu.be/DWAVvDAqcAc?feature=shared ・大阪公立大学 https://youtu.be/ZshGQXwh2dU?feature=shared ・国立大学法人法「改正」に反対する学生有志 https://youtu.be/sT6XZNaXbRE?feature=shared 当日の資料はこちらからダウンロードできます。 https://drive.google.com/drive/folders/16-J9fzMD-NzuYqU-pg1wvmcpPIu05EGk?usp=drive_link 視聴された上での感想などはコチラのアンケートフォームからお寄せください。 https://forms.gle/x2PssGc4Uz1ePMXQA 司会進行 :  隠岐さや香(東京大学/科学史/大学横断ネット呼びかけ人)  米田俊彦(お茶の水女子大学[名誉]/教育史/大学横断ネット呼びかけ人) 第Ⅰ部 シンポジウム ・パネリスト  本田由紀(東京大学/教育社会学)「国立大学法人法の変更と国立大学の危機」  堀口悟郎(岡山大学/憲法学)「国立大学の統治構造」  田中智之(京都薬科大学/日本科学振興協会理事/薬理学)「『選択と集中』の何が成果か?」 ・コメンテイター   光本滋(北海道大学/高等教育/大学横断ネット呼びかけ人)  第Ⅱ部 それぞれの現場からの問題提起 趣旨説明:  国際卓越研究大学法案の策定過程で「稼げる大学」という言葉が登場したときに、多くの大学関係者が戸惑いを感じた。その後の経過が示しているのは、この「稼げる大学」という発想が相当に深い根を持っていることである。 知識を市民が求める公共財とみなして知の自由な流通を求める「知と