動画のYouTube共有リンクは こちら 当日の資料は こちら 大学ファンドと国際卓越研究大学を問う 緊急オンライン集会 現在、国会に上程中の国際卓越研究大学関連法案が20日にも衆議院文部科学委員会の審議に付される予定です。大学ファンドの運用益を数校の国際卓越研究大学に投入するというこの法案は、戦後大学政策の曲がり角となるかもしれない重要法案であるにもかかわらず、いまだ法案の存在すらよく知られていない状況です。 日本科学振興協会(JAAS)は研究力強化の真の道筋について「提言」を発表し、全国大学高専教職員組合は大学間の格差の増大について警鐘を鳴らす「見解」を公表してきました。稼げる大学法案の廃案を求める大学横断ネットワークは法案の廃案を求める「声明」を発表し、廃案を求める署名を呼びかけています。 法案の問題点についての考え方がまったく同じというわけではありませんが、慎重な上にも慎重な審議を重なる必要があることを一致点としながら法案を検証いたします。 質疑に際しては議員とメディア関係者の方々のご発言を優先させていただきますが、どなたでもご参加いただけます。 日時 :4月18日(月)18:15~19:15 方式 :zoomによるオンライン方式 <プログラム> 1. ピアレビューの危機 石原俊 (現代高等教育政策研究会) 2. 生態系としてのアカデミアの破壊 榎木英介(一般社団法人科学・政策と社会研究室) 3. 大学再生のために大学ファンドはどうあるべきか 鳥畑与一(全国大学高専教職員組合) 4. 私物化される大学の現場 吉原ゆかり(稼げる大学法案の廃案を求める大学横断ネットワーク) 5. 質疑 主催:稼げる大学法案の廃案を求める大学横断ネットワーク Blog: https://transuniversitynetwork.blogspot.com/ E-mail: trans.university.network@gmail.com Change.org: https://www.change.org/kasegerudaigakuNO 問い合わせ先:電話03-6427-5902、FAX03-6427-5903(暁法律事務所)、090-8451-4709(指宿昭一弁護士)
「最近の大学、なんだかおかしくない?」と感じる人たちが相互に知り合う中で誕生したネットワークです。2022年の国際卓越研究大学法案(「稼げる大学」)反対を契機として立ち上げ、その後も今日の大学政策にかかわる発信を続けています。これまで大学教員が中心ですが、大学生や市民との公共的な議論の場として輪を広げていきたいと考えています。
呼びかけ人(12月14日現在)は次の通りです。
石原俊(明治学院大学)、指宿昭一(弁護士)、遠藤泰弘(松山大学)、隠岐さや香(東京大学)、河かおる(滋賀県立大学)、駒込武(京都大学)、光本滋(北海道大学)、吉原ゆかり(筑波大学)、山田幸司(北海道大学)、米田俊彦(お茶の水女子大学)